陸上の試合直前に行うルーティン。わずかにタイムを伸ばす秘訣

人間はある程度の緊張感があるとパフォーマンスが向上します。

「恐怖したときに顔が真っ青になる」
これは本能的に脳が早く逃げろと命令する為、足に血が回り、頭に血がいかなくなるためです。

「怒ったときに顔が真っ赤になる」
逆にこれは相手を攻撃する為に腕に血を送り、上半身に血が溜まるからです。

つまりその時の感情で人間の身体は変化し、パフォーマンスをコントロールしています。
今回はわずかでもタイムを上げるために、試合直前に出来ることを紹介します。

メンタル面

前述したとおり、恐怖して顔が真っ青になっている状態、つまり下半身に血が溜まっている状態に持っていくことで本能的に実力以上のスピードで走ることが出来ます。
恐怖に似た感覚を持つと上半身からサーっと血が引いて腕が軽くなる感覚があると思いますが、あの状態です。
しかし、ガチガチに緊張すると動きが硬くなってしまうので注意が必要ですが…。

ある程度の緊張感を得る方法の一つに、他の人が走っているのを見て、自分のレースのように感情移入させる方法です。
この一本に集中する。ミスは許されない。そう自分に思い込ませることで、恐怖に似た感覚に陥ります。

今日は練習ではなく試合だ!と脳に覚えさせることも程良い緊張感を得られる方法です。

メンタル面については人それぞれですので、自分なりのイメージトレーニングを行ってください。

フィジカル面

呼吸

誰かに後ろから胸(肺)を圧迫するように思いっきり抱きしめてもらいます。その状態でゆっくり限界まで息を吸い込み、吐き出します。これを3回繰り返します。

すごく簡単な方法ですが、一時的に呼吸が楽になります。肺が広がるイメージですね。
100mというよりは400m~の競技前に有効です。

下半身の筋肉

イスに座り、両膝をピタッとくっつけます。誰かに両膝が広がらないよう横から両手で押さえてもらいます。その状態で両膝を開こうと思いっきり力をいれます。
この動作を3秒行い、友人に少しずつ力を緩めてもらい、両膝を開いていきます。これを3回繰り返します。

そうすると一時的に股関節と太ももに力が入るようになり、タイム向上に繋がります。

脳のリミッター

人間の脳は体への負担を考慮して、実力の100%は出させないようにリミッターをかけています。これは脳を活性化させたり、集中力を極限まで高めることによってリミッターが解放されていきます。
何かを噛むことは脳を活性化させる為、試合直前までガムを噛んでいると効果があります。
また、首の後ろあたりをトントンと叩くことも効果があると言われています。

まとめ

暗示は実際に身体へ影響を与えるので、試合前は自分なりの暗示を持つことは大切です。
手をグーパーすると記録が出る!肩を上げ下げすると硬くならず走れる!など、自分が効果があると思い込めば本当に効果が出る可能性は大いにあります。
集中させるためのルーティンを確立させられれば調子をコントロールできるようになりますので、まずはいろいろと試してみましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

工夫を疎かにして努力に逃げるな。
学生時代は陸上部で毎日ひたすら走り込みをしていました。 しかし努力とは裏腹に記録が伸びず、「走ることは結局才能なんだ」と思っていました。 しかし大人になってから走ることを本気で研究。自分がいかに知識不足だったかを痛感。 今は週に1回程度の練習ですが、100mの自己ベストを更新し続けています。 この経験から私が学んだことは次のことです。
"上達するには努力ではなく工夫すること。 工夫を疎かにして努力に逃げた者は上達しない。 努力はみんなしている"
誰もが正しい努力を出来るように知識と考え方を多くのランナーにお伝えしていきたいと思っています!