大腰筋の動的ストレッチ!前屈が一瞬で柔らかくなる即効性のストレッチ!
腸腰筋の一つの大腰筋は走る上で非常に大きな役割を担っています。
まずは大腰筋の位置から確認しましょう。
背骨から太腿にかけて伸びている長い筋肉です。
上半身と下半身を繋いでいる大腰筋は、股関節を曲げ伸ばしする動きで主に使われますが、走りでは太腿を上げたり後ろにある足を前に持ってくる動作にも使われます。
足が身体の後ろにある時は大腰筋が伸びていて、大腰筋を収縮させて足を前に持ってきています。
大腰筋の柔軟性が高いと股関節の屈曲、太腿を上げる動作がスムーズになります。
わかりやすく言うと前屈が柔らかくなります。
これから紹介する動的ストレッチは即効果がありますので、まずは前屈をしてどこまで手が届くか確認をして、ストレッチ後にその違いを試してみてください!
大腰筋の動的ストレッチ
足を肩幅よりも広く立ち腰に手を当てます。
腰骨のすぐ上に大腰筋の一部がありますので、そこを指で思い切り圧迫します。骨盤の中に指を入れるイメージです。
こうして大腰筋に刺激を入れた状態で今度は身体を前に倒していきます。
つま先に重心を持っていき、猫背にならないよう胸を張り、顔は前を向きます。
そして股関節の屈曲で上半身を上下に揺らします。
太腿の後ろが張っている感覚があればOKです。
これを30回。
次につま先を内側に向けて内股の状態で30回。今度はつま先を外側に向けてガニ股の状態で30回。
以上です!
先程と同じように前屈をしてみてください。
すると先程よりもだいぶ柔らかくなっていると思います!
ハムストリングスのストレッチにもなっているますので、肉離れ予防にも練習前に入れていただくと良いと思います。
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