正しいスタンディングスタート!立ち幅跳びの姿勢を応用
小学生の50m走はスタンディングスタートが普通ですが、地面が基本は砂で滑りやすく、正しいスタート姿勢が出来ているのとそうでないのではかなりの差がでます。
コツさえ分かれば簡単ですので、正しいスタンディングスタートをマスターしちゃいましょう!
まずは動画で動きを確認してください!
それでは動き一つ一つを詳しく解説していきます。
利き足を決める
スタート姿勢では利き足での蹴りが重要です。
自分の利き足がどちらかは理解するところから始めます。
(利き手と利き足が一緒とは限りません)
次の方法で利き足を決めます。
その場で気を付けの姿勢で立って、その状態から走り始めます。
すると咄嗟にどちらかの足を後ろに引くはずです。
その足が利き足となります。
スタンティングスタートは立ち幅跳びの姿勢を応用
スタンティングスタートは立ち幅跳びの姿勢を応用します。
まずは立ち幅跳びの動きを見てみましょう。
この時の2枚目の画像。その姿勢から利き足だけをスッと後ろに引いてください。
そして利き足と同じ方の腕を前に出します。
すると下図のような姿勢になります。
これがスタンディングスタートの正しい姿勢です!
姿勢は出来るだけ低く、後ろに引いた足で地面を蹴って進みます。
一歩目。
ここでもやはり姿勢は低く、頭の重さを利用するように加速していきます。小学生でも最初の10mくらいは下を向いたまま走った方がスムーズに加速できます。
蹴った足が伸びた時、足の先から頭まで一本の線で繋げるようにします。
腰が折れてお辞儀のような姿勢になると、蹴った力が全身に伝わりません。
姿勢は低く低くと意識するあまり、上半身だけを低くさせた前屈姿勢にならないよう注意します。
応用編
スタート姿勢から一歩目までの腰の高さを一定の高さに保ちます。
一歩目で腰が上がると、その勢いで身体が上に浮いてしまいスピードに乗れなくなってしまいます。
腰を上げないためのコツとして、一歩目二歩目を地面を水平に蹴るイメージで通過位置を地面スレスレにします。
スタートは身体を浮かさず、どれだけ低い姿勢で出られるかが勝負ですので、地面の蹴る角度を水平に近づけていくようにチャレンジしてみてください!
まとめ
利き足は後ろに引いて地面を蹴る用意を。反対の足は軽く曲げて、姿勢を低くする。
利き足で地面を蹴り、身体を前に倒して加速していく。
一歩目でつま先から頭まで一本の線で結べないという方は、体幹を鍛えてもらうと出来るようになると思います。
直前に筋トレをやることで筋肉が張って意識できるようになるのでオススメです。
⇒家でも出来る体幹トレーニング記事はコチラ
正しいスタート姿勢を身に付けてから、他の人と並んでスタートをすると加速の違いに驚くと思います。
まずは動画に撮って、自分のスタート姿勢を確認してみましょう!
【基礎編】
【個性派編】