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100m10秒台の凄さを陸上やっていない人にも知ってほしい!10秒台を出して感じたこと

私自身、学生時代は11.7秒と陸上界では決して俊足と呼ばれるレベルではありませんでした。

そして一時陸上から離れ、27歳から100m走を今一度本気で取り組み、自己ベストは更新できたものの11.4秒と中盤で一年近く停滞します。

身体の中心部の意識を変えてから一気に記録は伸び、29歳にして人生初の10秒台を記録。

と言っても10.97秒とギリギリの記録ですが…。

そんなギリギリ10秒台の私が、10秒台に入って変わった世界観についてお話しします。

11秒台と10秒台は世界が違う

11秒台と10秒台は世界が違うとよく聞く言葉ですが、これは実際に感じました。

というのも11秒中盤で停滞していた頃は11秒台の練習仲間しかいませんでした。

が、10秒台に入った途端、10秒台の練習仲間が次々と増えました。

これは意識の問題だと思います。
実際はそんなことなくても「11秒台の私が10秒台の人を誘うなんて…」と私は無意識のうちに遠慮していたんだと思います。

(僕は誰から誘われても嬉しいので気軽に声かけてください…!)

その意識のブロックが外れたからこそ、練習仲間の平均レベルは一気に跳ね上がりました。

また10秒台ともなると自分の理論が確立されていることが多く、意見をはっきりと言う為、人によっては「迫力のある人」と思われるかもしれません。

練習への拘り、フォームへの拘り、食への拘り、計画への拘り、環境への拘り。
他人に強要することはありませんが、ちょっとやそっとでは揺るがない拘りをそれぞれが持っています。

10秒台で走る人は1年間で1,000人程度

10秒台は1年間で1,000人程度しかいないと言われています。
これが多いか少ないかは個人の感じ方ですが、47都道府県で割ると

「一つの県に平均で21人しかいない」

と考えると結構少なく感じますよね。

ローカル大会に出ればほぼ間違いなく決勝には残り、優勝することの方が多いかと思います。

10秒台は0.1秒毎にクラス分けされている

これも僕が感じた主観です。

選手同士の会話で飛び交う単語が
「10.9台、10.8台、10.7台……」
と10.◯台という呼び方をするようです。

つまり10秒台選手は0.1秒の壁を切れるかを強く意識しています。

100mの記録というのは速ければ速いほど、0.1秒の価値が重くなります。

当然ですが11.9から11.8に上げるのと10.9から10.8に上げるのでは難易度がまるで違います。

それだけ10秒台というのは0.1秒を強く意識する世界なんだと実感しました。

またここまでくると、ただ単に走り込みを頑張っただけではなかなかタイムは上げられないと感じました。

練習一本一本にテーマを持ち、一瞬でも良いと思った感覚があればそれを追い求める。
そしてその感覚を探すために、勉強/分析も欠かさない。

よほどセンスのある選手でない限り、相当頭を使わなければ記録は伸ばしていけないと感じました。

10秒台後半と前半は世界が違う

11秒台と10秒台は世界が違うと言いましたが、10秒台後半と10秒台前半はまた世界が違います。

ここには日本選手権のB標準10.50秒があるのも関係しているのかもしれません。

日本選手権レベルの選手はローカルの大会にはほとんど出てこないので、会う機会する少ないです。

そんな別世界に住むトップアスリートの走りから学ぶことは非常に多いです。

フォームも独特で、「この動き、一般的に良くないって言われていたような…」と教科書通りではない動きが入っていることもありますが、ここまで洗練された動きになるとそれは”悪い癖”ではなく”個性”。

例えばサニブラウン選手は腕振りが左右非対称です。
しかしそのフォームで日本記録の9.97秒をマークしている訳ですから何かしらのメリットがあるはず。
もしかしたら「片方で良い動きをするために片方を犠牲にしている」という考えかもしれませんし、左右の筋肉バランスを考慮したフォームなのかもしれません。

このように一流選手のフォームに仮説を立て、自分の体で検証していくことが重要であり、何より100m走の醍醐味だと思います。

このフォーム一つ一つにメリット/デメリットを立てて取捨選択していく方法を僕はよく”トレードオフの考え”と言っています。

トレードオフの考え方については下記動画で詳しく解説していますので、ご参照ください。

まとめ

12秒台は一般的には俊足と言われるレベル
11秒台は学校で見れば間違いなくトップクラス
10秒台は100m走を専門として続けている選手の中でも一握り
10秒前半は会うことすら稀な存在

陸上競技はタイムとして選手の実力が明確に出るので、他のスポーツに比べてトップ選手の実力が想像しやすいです。
しかしそれは100m走を本気でやった人の中だけかもしれません。

私もよく人から100mのタイムを聞かれ、「10.9秒」と答えると「え、じゃあオリンピック目指してるの?」と言われるくらいですから 笑

なんとかトップ選手の偉大さを伝えたい!
と思って一般の方も楽しめる動画をYouTube配信してますので、チャンネル登録お願いします 笑

⇨陸上エンタメYouTubeハラケンチャンネル

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