走りの相談窓口 腕振りで上半身のブレを抑える

12歳女性で100m14.5秒を目指されている方から動画を頂きましたのでアドバイスします!

常に一定の間隔で地面を蹴っていて左右差もないので走り慣れているといった印象ですね!

それではフォームの細かい部分を見ていきましょう。

フォーム修正

上半身が左右にブレていますね。

右腕が前に出れば胸が左に向いて、左腕が前に出れば胸が右に向いています。

身体がブレるとせっかくの力が左右に分散されてしまうのでタイムロスになります。

上半身がブレている理由の一つとして腕振りが挙がります。

腕を身体から離して前に振りすぎているため、肩が持っていかれる腕振りになってしまっています。

もう少し肘を曲げて身体に近い部分で腕振りが出来ると良いですね!

↓福島千里選手

肩は固定して、肩から下の腕だけで触れるようになるとさらに上半身のブレは収まってきます!

続いて身体の前傾も見ていきましょう。

身体が常に前傾していますね。

加速する時には前傾姿勢が適切ですのでスタート〜20mくらいは前傾姿勢を取ります。

しかしトップスピードを維持するには前傾姿勢は適していません。

前傾姿勢になるといわゆる”足が流れている”状態になります。

理想は足が着地した瞬間にもう片方の膝が揃っている状態です。

後ろ足の膝が後ろにある状態では次の一歩を繰り出すのに時間がかかってしまいます。

こうならないための方法の一つは前傾姿勢を修正することです。

トップスピードになってからは上半身は地面に対し垂直です!

おすすめトレーニング

まずは体幹部分を鍛えた方が良いですね!

上半身のブレを抑えるという意味でも大切ですが、地面からの反発をもらうためにも体幹は活躍します。

体幹がないと地面に着地した衝撃を背骨で吸収することになります。

すると地面からの反発をもらえず次の一歩に繋がりません。

反発をもらうには体幹部分で衝撃を受け止める必要があります!

体幹を鍛える基本トレーニングはフロントブリッジですね↓

踵から頭まで1本の線で繋げる姿勢を取り、30秒×3です。

出来れば1分間でやりたいところなので頑張ってください!

走り込み練習について、まずは加速姿勢と中間疾走の姿勢の区別をハッキリつけたいので、スタート練習はそのまま続けていただき、中間疾走はまた別の練習をやりましょう。

例えば150mの快調走などで、最初の50mは徐々に加速していき、後半の100mは9割〜10割。

力んでフォームが意識できなくなってしまうのであれば9割のスピードにします。

ここで意識すべき点はやはり腕振りと上半身の傾きです。

ダッシュを繰り返してフォーム修正は難しいので、まずはダッシュより少し落としたペースで一つずつ修正していきましょう!

 小学生かけっこ教室【特別編】


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ABOUTこの記事をかいた人

工夫を疎かにして努力に逃げるな。
学生時代は陸上部で毎日ひたすら走り込みをしていました。 しかし努力とは裏腹に記録が伸びず、「走ることは結局才能なんだ」と思っていました。 しかし大人になってから走ることを本気で研究。自分がいかに知識不足だったかを痛感。 今は週に1回程度の練習ですが、100mの自己ベストを更新し続けています。 この経験から私が学んだことは次のことです。
"上達するには努力ではなく工夫すること。 工夫を疎かにして努力に逃げた者は上達しない。 努力はみんなしている"
誰もが正しい努力を出来るように知識と考え方を多くのランナーにお伝えしていきたいと思っています!