走りの相談窓口 腰の位置を高くする足の着地位置

今回ご相談いただいたのは100m自己ベストが11.4秒の15歳男性です。

しかしブランクが空いたことで現在は12秒台とのことです。

↓こちらが去年の試合。6レーン黒のユニホームの選手で11.4秒

↓こちらが現在の試合。2レーン赤のズボンの選手で12秒台です。

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まず、11.4秒と12秒台の走りの一番大きな違いは腰の位置だと思います。

着地した瞬間の腰の高さに注目します。

腰の位置が低くなる理由は足を重心の真下に着地させられていない為です。

下の画像を見ると身体よりも前に着地してしまっているため腰が下がると同時に後ろ足が流れて、次の一歩を繰り出すのに時間がかかってしまっています。

ベストは着地した瞬間、両膝が揃っている状態です。

また上半身の左右のブレが大きいです。

右腕を前に振った時は胸が左向きに、左腕を前に振った時は胸が右向きになっています。

左右のブレは前方方向への力を左右に分散させますからタイムロスになります。

もう少し身体に近いところで顔の高さあたりまで振れると多少はブレが収まると思いますが、根本は11.4秒の頃に比べ体幹部分の筋肉が落ちてしまったのではないかと思います。

さらに腸腰筋を始めとした下半身の筋肉も落ちているので足の動きにキレがなくなってきていますね。

11.4秒の頃は上半身が地面と垂直で腰の位置が高く、無理にストライドを広げようとしない安定した走りで相談者様の個性を活かされていたと思います!

現在は上半身も前に倒れがちですので上半身をもう少し起こして、無理にストライドを広げようとせず重心の真下に着地、腕振りでは肩ごと持っていかれないよう意識して左右のブレを抑えていきましょう!

トレーニングメニュー

やはり体幹部分を鍛えるのが最優先ですね!

もともと強い体幹をお持ちでしたので、基本トレーニングのフロントブリッジを90秒×3くらいは出来るかと思います。

続いて腸腰筋です。

下の動画の筋トレを左右50回ずつ計100回は出来ると良いですね。

あとはジャンピングスクワットなどで下半身全般をバランスよく鍛えていきたいですね!

ランメニューでは50m×3をやった後に100m×1がオススメです。

50mで加速局面から身体を起こす中間疾走のタイミングを身体に覚えさせ、それから100mで全体の流れを把握するといった練習ですね!

中学生で11.4秒は叩き出していますし、10秒台を出せるセンスはあると思います!

頑張ってください!

 小学生かけっこ教室【特別編】


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ABOUTこの記事をかいた人

工夫を疎かにして努力に逃げるな。
学生時代は陸上部で毎日ひたすら走り込みをしていました。 しかし努力とは裏腹に記録が伸びず、「走ることは結局才能なんだ」と思っていました。 しかし大人になってから走ることを本気で研究。自分がいかに知識不足だったかを痛感。 今は週に1回程度の練習ですが、100mの自己ベストを更新し続けています。 この経験から私が学んだことは次のことです。
"上達するには努力ではなく工夫すること。 工夫を疎かにして努力に逃げた者は上達しない。 努力はみんなしている"
誰もが正しい努力を出来るように知識と考え方を多くのランナーにお伝えしていきたいと思っています!