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短距離走では手はグー?パー?手のひらの向きは?

小・中学生に走りの指導をしていて、よく気になるのが「手の握り方」です。

グーがいいのか?パーがいいのか?それとも力を抜いたその中間がいいのか?

グーにしたほうが力が入るから速く走れそう!と感じるかもしれませんが、短距離走ではパーにしたほうがスピードが上がります。

これにはいくつか理由がありますので、今回は手の握り方についてお話します。

短距離走では手はパー

Ⅰ
陸上選手の走りを見るとわかりますが、多くの選手が手をパーにして走っています。

グーにすると肩に力が入りすぎてしまうため逆効果です。
では卵を握るように力を抜いた状態ではどうでしょうか?

長距離走であれば力を抜いた状態でOKです。しかし短距離走では腕振りも高速になりますので、多少は手にも力を入れておかないとプラプラしてしまい、タイムロスです。

そういった意味でも丁度良いのがパーということになります。

手のひらの向き

次に手のひらの向きです。
手が目の前にあるときは当然横を向いていますが、ここで注目してほしい部分は、手のひらが腰を通過する時、つまり手を入れ替える時です。
わかりやすいよう画像を作ってみました。画質が悪くて申し訳ないです。

Ⅱ

左手に注目してください。
目の前から手をおろして腰を通過するあたりまで、手のひらが下を向いているのがわかりますか?

実はトップアスリートの多くは手のひらを下に向けて走っています。
もちろんこれにも理由があります。

腕を振るという動作は肩甲骨の動きが大きく関わっています。その為、肩甲骨の可動域が大きくなれば腕を速く大きく振ることが出来るようになるのです。

手のひらを上に向けた状態と下に向けた状態で腕振りをして肩甲骨の動きを確かめてみてください。
2人いる場合は相手の肩甲骨に触れてみながら試してみてください。

手のひらが下を向いているときのほうが肩甲骨が大きく動いているのがわかると思います。

小学生の指導をしていて手のひらの向きを下向きに修正するだけでもタイムがグンと変わります。
普段あまり意識をしない手のひらですから、上向きにして振っている人も少なくありません。
少し意識付けをするだけで簡単に修正できますので、一度試してみてください!

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