一軸走法と二軸走法 徹底比較!

一軸走法とは右足と左足を同じ一本の線上に着地させて走る方法です。極端に言えば平均台の上を走るような走法です。

対して二軸走法は右足と左足をそれぞれの線上に着地させる、つまり二本の線上を走る方法です。
言い換えれば一本の線を跨いで走ります。

見た目の違いは足の着く位置だけですが、実際はそれだけで体の動きや使う筋肉が大きく変わってきます。

  一軸走法

 

人間の両足は横並びに生えているので、両足が同じ線の上に着く一軸走法は、骨盤を回転させて足を内側に入れる動きとなります。

メリットとしては骨盤を回転させたときの推進力でストライドが伸びるという点です。

しかし骨盤が回転することによって上半身にブレが生じ、無駄なエネルギーロスとなります。

ブレを修正できるほどの体幹を鍛えられている方でないと向いていない走法です。
逆に言えば、上半身が揺れてしまう方は二軸走法に切り替えることで、タイムが伸びるケースが多いです。

  二軸走法

 

二軸走法は足を内側に入れる必要がなく、足の付け根から真ん前に着地させます。
そのため骨盤の回転はありません。

•上体がぶれない。
•エネルギーロスが少ない。
•怪我をしにくい。
•上半身と下半身の捻れを戻すタイムロスがない。

などのメリットがあります。

伊東浩司選手や末續慎吾先輩、世界ではウサインボルトや、タイソンゲイ、アサファパウエルなど、ほとんどの一流の短距離選手が二軸走法を用いています。

  どちらがいいのか?

 

私は二軸走法をオススメしています。
多くの一流選手が二軸走法であること、ケガをしにくい走法であることが理由です。

しかし、実際のところ一軸走法で走っている方が非常に多いです。
というのも、今まで二軸走法を意識したことがなかった方は、おそらく一軸走法になっていると思います。

走っている時に、足元を見たり、足跡を見てください。
両足が同じ直線上を踏んでいませんか?

  二軸走法に切り替える練習

 

まず、グラウンドに一本の細い線を書きます。
その線を両足が跨ぐように走ります。

これだけです。
線を跨ぎながらのスキップも効果的です。

足を開く幅はもちろん骨盤の広さです。
線が太すぎると足を開きすぎて、勢いが外に逃げてしまうので注意が必要です。

慣れてくると線がなくとも意識するだけで二軸で走れます。

あとは、片足でジャンプ→着地を繰り返しても身体が傾かないようにする体幹が必要です。
⇒家で出来る体幹トレーニングはこちら

今回私からは二軸走法を勧めましたが、必ずしも二軸が良いというわけではありません。
私たちは研究者ではなく選手ですので、複数の走り方があれば、まずは実際に走って試してみることが重要だと思います!

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ABOUTこの記事をかいた人

工夫を疎かにして努力に逃げるな。
学生時代は陸上部で毎日ひたすら走り込みをしていました。 しかし努力とは裏腹に記録が伸びず、「走ることは結局才能なんだ」と思っていました。 しかし大人になってから走ることを本気で研究。自分がいかに知識不足だったかを痛感。 今は週に1回程度の練習ですが、100mの自己ベストを更新し続けています。 この経験から私が学んだことは次のことです。
"上達するには努力ではなく工夫すること。 工夫を疎かにして努力に逃げた者は上達しない。 努力はみんなしている"
誰もが正しい努力を出来るように知識と考え方を多くのランナーにお伝えしていきたいと思っています!